月の雨ライブ 後記
- Shumpei Minoda
- 2016年12月28日
- 読了時間: 2分

地元、函館でのライブは3回目。
活動ペースを最小限に落としてからのことを考えると、随分と本数を占めていることに気づく。
地元を18歳で離れたということもあり、函館での人間関係は身内だけといってもいいほどであったここ数年。特に寂しさもなかったが、職場や学校などの繋がりとは違った、しかもこんなに暖かさに溢れた関係が出来るのは予想もしていなかったし、大切にしたいと思う。
今回のイベントで、僕の楽曲からイメージを広げて作品を作ってくれた、函館の写真家の大槻和央さん(写真左)。すべての作品に、欠かさず「月」が入っていて、「何にも考えて生きてこなかったけど、こんなに月に翻弄されている人生だったのか」と思う。大槻さん作品は、静物に息を吹き込み、百の表情あたえる。月の表情も実に豊かに表現されていて、思わず吸い込まれかけた。
そして東京からの刺客、「絹焼包み 月の雨」店長、松原さん(写真右)。
「俺が蓑田くんの歌を聴きたいから、イベントやったみたいなところもあるんだよね。笑」なんて、お客さんの前で正直に笑って話せる人、そう多くはないと思うんです。松原夫妻の焼くクレープからは、彼の家庭の温かさが口全体に広がるような味です。
利益と効率ばかりを重点に置いた社会は、反比例的に人間味のある世界からどんどんと離れるばかりに思う。
何事においても、みきりは早い方が良い。
若いうちから嫌々働くことは、そのさきの道を狭めてしまうというのもまた事実。
もちろん、その人に合った生き方をするのが一番。
生まれたからには、生きるしか道はないから、僕は死ぬまで音楽をつづけるのだと思います。
というわけで(どういうわけだ)セットリストです。
セットリスト
<1st>
1.Just the Two Of Us
2.サーカスナイト
3.夢前夜
4.夢で逢えたら
<2nd>
1.夢で逢えたら
2.月ノ夜風
3.ナイトクルージング
4.二十七時の月明かり
5.ミルクティー
6.September
7.夢前夜(アンコール)
「絹焼包み 月の雨」ホームページはこちら
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